このブログは男性向けVIO脱毛の体験談をメインにしていますが、本日は番外編です。
諸事情あって、新宿クリニックで性病(STD)の検査を受けました。
新宿クリニック
http://www.yoboukai-shinjuku.jp/
新宿クリニックは新宿ドンキホーテの向かい、ビルの9階にあります。人目を避けるようにビルの入口へ向かうと、数人の若い女性が出てきました。「女の子向けのテナントがあるのかな?」と軽く考えて、エレベーターで9階に上がり、扉を開けてみると・・・
明るい待合室は若い女性であふれかえっていました。
え!? ここって性病(STD)専門の病院なのに?
この時点でかなりうろたえてしまいました。待合室が女性であふれる様子は。湘南美容クリニックのようです。パーティションなどの目隠しのない、顔出しオープンスペースです。
戸惑いつつ、受付へ。
「えーと、初めてなんですが・・・」
すぐそばに他の女性客がいる中で「性病を調べたい」とは言いづらくて、どう伝えようかと考えていたら
「検査ですか?」という質問が。「はい」と答えます。
「では、こちらの用紙に記入して持ってきてください」と、問診票を渡されます。
問診票は
- 検査
- ご相談(医師による無料相談)
- 薬の処方(ピル、ED薬、その他の治療薬)
という3択。
名前や生年月日、電話番号を記入する欄は、後から思えば偽名やデタラメでもよかったのに、うっかりすべて真実を書いてしまいました。
※性病が発覚したときに保険診療の治療を受けたい場合は、保険証と同じ名前にした方がよさそうです
問診票を渡すと、SUICAやパスモなどの交通系ICカードを診察券の代わりに登録する(?)という、初めての説明がありました。
SUICAをカードリーダーにかざすと、なにかが認識されたようです。次回からは、同じSUICAを受付で出せばOKとのこと。SUICAから個人情報が抜き取られるようなことはないようです。
「では、こちらの番号札で順番が来たらお入りください」
レシートのような番号札を受け取ります。
待合室のソファに座ると、目の前のディスプレイに番号が次々に表示されていきます。診察室はすべてで3部屋ある様子で、あっという間に私の順番になりました。
扉の奥へ進みます。
診察室に入ると、いきなり上肢台と駆血帯が置いてあり、採血する気満々な感じでした。さらに、上肢台の横には廃棄すべき使用済み注射針が紙の箱(ゴミ箱)にたくさん入ったまま置いてあります。ちょっと怖い。
「どの検査をされますか?」
「えーと、クラミジアとマイコプラズマのセットで」
「それなら尿検査になりますので、こちらの紙コップで採尿ください。トイレは外にあります」
さらに、検査結果は3日後ごろに分かること、新宿クリニックのホームページで結果を確認することができ、結果の証明書は3通まで郵送・または訪問で受け取れることを説明されました。
紙コップを持ってトイレに向かいます。
診察室のすぐ横にあるトイレにはカギがかかっていました。あれ?と思って少し考えたら、トイレは男女共用でひとつしかないのです。そして、女性の多くは性病検査に必要な「膣ぬぐい液」を自分で採取するためにトイレを使用します。
膣に綿棒を入れているすぐそばで待たされるのは、トイレの中の女性に申し訳ない気持ちで一杯でした。でも、ほかに待てる場所もないし、トイレの近くで知らん顔して待ちます。
トイレから出てきた女性は、やはり一瞬「え?」という動きをしましたが、お互い顔を合わせないようにしてすれ違い、私もトイレの中へ。
そして、トイレは低い洋式便座のみ。立ったままでも、座った状態でも、男性は採尿しづらいトイレです。
なんとか紙コップに採尿し、扉を開けると次の女性客が待っていました。申し訳ございません・・・。
また、採尿の紙コップと膣ぬぐい液の綿棒を置く場所も、ほかのお客さんと一緒なんですよね。頻繁に回収してくれているから、私は前の女性の綿棒を目にすることはありませんでしたが、後の女性が私の検尿コップを目にしていたら、申し訳ない気持ちになります。
コップを置いたら、そのまま受付へ戻ります。
すぐに番号で呼び出され、お会計へ。約1万円を支払いました。クリニックにいたのはトータルで15分くらい、あっという間に終わった感じです。
新宿クリニックの性病検査を振り返る
若い女性がすごく多いのに驚きました。みんなそんなに性病になるの?と思ったけれど、よく考えたら風俗店から義務づけられている定期検査かもですね。あまりジロジロ見ることはできなかったけれど、綺麗な女性ばかりでした。
番号で呼び出されるとは言え、待合室では他のお客さんと顔を合わせるので恥ずかしさはあります。そして、もし女性客の多くが「風俗店の義務で定期検査に来ている(=性病の自覚はないけど念のため)」と仮定すれば、私のような男性は風俗店の定期検査というわけでもなく、「俺は保菌者ですよ!」とアピールしているようなものですね・・・。もしくはEDか・・・。
検査はあっという間に終わります。私は採血しなかったけれど、採血もあっという間でしょう。トイレがひとつしかないのは気まずいです。
検査費用は高いですね!確実に性病の症状が出ている場合は保険診療で検査・治療できる病院もありますが、自覚症状のない検査(予防検査)の場合は自由診療で自由な金額になってしまいます。
HIV検査などは保健所が無料で実施しているので、上手に併用して節約したいです。
よい結果になりますように!
もし、近隣に匿名で検査が可能な医療機関がない場合、宅配 性感染症検査セットを使うのがよいと思います。
また、宅配検査で陽性が見つかったけれど治療を受けられそうな病院がない!というときは、ネットで買える「ビブラマイシン(Vibramycin)」がよさそうです。
ファイザー社の「ビブラマイシン(Vibramycin)」は、淋病・クラミジア症・マイコプラズマ・リケッチアなどの性病の治療に有効な抗生物質です。
抗生物質をしばらく飲み続けた後は、きちんと菌が消えているのかを再検査しましょう。